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カミキリ類

美しいオオアオカミキリ

オオハナウドの花にカミキリが来ている。しかも2頭。。
けれどそのオオハナウドは背丈が2m以上あって、それを下から見るとカミキリがいるのはわかるのだが黒っぽくしか見えず何カミキリかはさっぱりわからない。

それで意を決して、そのオオハナウドをゆっくりと傾けて見ることにしたのだ。と言っても径が5cmくらいあって傾けられるかどうかわからない。こんな時は補虫網があれば良いのだが手元には小さなデジカメしかない。でも他には手立てがないので、そのシシウドを手前に引っ張ってみた。

すると思い通りに倒れてきて30cmくらい下がったところでカミキリが落ちてきたのだ。その内の1頭は落ちた場所でじっと動かなかったので撮らせてもらった。見ると大型で見事な緑色をしたカミキリであった。お盆の日のことである。

背の高いオオハナウド

もう1頭の方は落ちてすぐに飛び去りそうな気配であったので、すぐに手で捕まえて持ち帰ることにした。同じ種のようであったが、カミキリが落ち着いてから撮ろうと言うわけである。それで帰ってからすぐに飼育ビンに入れたのだ。

ところが翌日になっても一向に落ち着かない。ビンの中でシャカシャカと動いている。余り長く入れておくと弱ってしまうかもしれないのでリリースすることにした。

雨の日であったが蓋を開けた途端に翅を広げてブ~ンと飛んで行った。