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タテハチョウ科

エルタテハの巻

ブログを再開することにしました。
この間、紆余曲折はあったものの今は北海道在住です。
そしてp女史も一緒です。従い、文章の方は主として私が、写真の方は主としてp女史が担っています。相変わらずチョウが中心ですが、都度見かけたカミキリや、p女史がスマホにアップしていたガやカメムシなども取り上げていこうかと考えています。それでは、どうぞ宜しくお願い致します。

女史と家の付近を散歩していた時のことです。橋の欄干をひょこひょこ歩いている何かの幼虫が目にとまりました。見てすぐに「あっ、これはタテハの幼虫だ!」とわかりました。図鑑で何となく見た覚えがあったからでした。
近くを見てみるとハルニレの樹。それでてっきりシータテハの幼虫かと思い、捕獲して飼うことにしました。今までに見たことがなかったからです。
帰って調べてみるとシータテハではなくてエルタテハの幼虫でした。それまでエルタテハはシラカバやウダイカンバなどのカバノキ科を食っているものだと思っていたのですが、それに加えてハルニレも食っていたのでした。

その後、幼虫は飼育ビンに大量の糞をしてからフタの部分で蛹となり、やがて羽化しました。

エルタテハの蛹
6月22日
6月29日

その後、盛夏となりましたが一緒に沢山飛び交っていたヒオドシチョウは目に付きません。
しかしエルタテハを始めシータテハやクジャクチョウの方は元気そうでした。

エルタテハ
エルタテハ

作成者: clossiana

1950年生。北海道育ち。
大学進学で上京。そしてそのまま就職。
子供の頃に患った蝶への熱病が98年、30年ぶりに再発。今のところ完治の見込みなし。
こまったものだ。
蝶や昆虫の観察記録や思い出など。このブログは殆ど何の役にも立ちませんのでそのおつもりで。
2022年からは北海道在住。

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